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夏の終わりの鞆の浦・3・小魚を食べる

そろそろお昼どき。お腹を空かせて暑い中を歩いていると、こんな店の前に出ました。

B20100902_055_1.jpg
鞆の浦にて 2010/9/2

ちょっとだけ勇気をふるってドアを開けるとそこは、驚きの食空間だったのでありました。

その日のメモを読み返すと、皿にのっかっていた魚たちは、テンジクダイ、メゴチ、ヒイラギ、タイ、サヨリ、そしてカワハギ。名前不明のものも入れると、もっとたくさんの種類がありました。大きさたかだか数cm、頭の付いた小さな魚が甘露煮や揚げ物になって、骨まで軟らかくおいしく食べることができます。

瀬戸内の魚食文化の白眉は小魚だ、と思います。椿の茶屋が小さかった頃は、冷凍技術や輸送手段が整っていなかったという事情もあったんでしょうけど、現在東京の魚屋で幅を利かせているような大型の魚はあまり食べなかったのです。

そして、どのような小魚をどのようにして食べるのかは、同じ瀬戸内沿岸といっても場所によって少しずつ違います。こういう料理は、県西部の広島市あたりでは(島嶼部は知りませんが)あまり見たことがないので、これが本当に伝統的な食べ方なのかどうか、というのは、椿の茶屋は実はよく知りません。

けれど、ともかくも新鮮に映りました。こういうものを食べられるところはあっても少ないでしょう。前回訪れたときにも思ったことですけれど、この町は(観光地としてちょっと名を上げたものの)自分の生き方をまだ決めかねているように見えます。伝統文化の香りのする町になってくれたらどんなに素晴らしいことだろう、と一旅行者としては思うのですが・・・

残暑の中を歩きまわって、喉が渇いていることを察してくれたのでしょう。黙っていても二杯めのお茶をすっと差し出してくれたのが、印象的でした。

続きます。

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2011-09-30 : 旅の写真 : コメント : 2 : トラックバック : 0 :
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